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欧州徒然草

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スウェーデンで新しいお札とコインが使えるようになりました

今日はスウェーデンの現金のお話です.

スウェーデンでは10月3日より,100スウェーデン・クローナ(SEK)札と500SEK札,1SEK,2SEK,5SEKのコインが新しくなりました.

 

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(出所)画像はリクスバンクホームページより

(出所)の部分をクリックすると,スウェーデンの中央銀行・リクスバンクの該当ページにジャンプします.

この変更により,銀色の5SEKなどの古いお札とコインは2017年6月まで(2018年3月まで期間延長の可能性もあり)しか使えなくなり,その後は新しいもののみが法定通貨として有効になります.

 

この他にも,2016年の6月末で20SEK札,50SEK札,1000SEK札は使用できなくなっています.中央銀行のリクスバンクで新しいものと取り換えてくれますが,手数料に100SEKかかるそうです.

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(出所)画像はリクスバンクホームページより

 

この一連の措置で,スウェーデンのお札とコインは10SEKコインを除いてすべて入れ替わることになりました.コインは1,2,5,10SEKの4種類,お札は20,50,100,200,500,1000SEKの6種類と100SEKの記念紙幣の合計7種類となっています.新紙幣のページはこちらから.

スウェーデンに以前旅行してお札やコインを残している人も多いのではないかと思いますが,すでに20SEKなどは使えなくなっており,100SEKなども来年前半までしか使えません.近々旅行する人にあげるかコレクション用に取っておくか,円に両替しておくか,対策が必要ですね.

 

日本では100円札や500円札が今でも有効ですが,ヨーロッパでは,お札やコインの更新に伴って古いものが使えなくなることがよくあります.例えば,ハンガリーの200フォリント札も200フォリントコインの発行によって無効になっています.緑色のお札ですが,コレクションにするしかありません.イギリスもプラスチック素材のお札が2016年より発行されていますが,古いお札はしばらく経つと使えなくなります.

ユーロも2013年より新しいエウロパ紙幣シリーズが順次発行されており,今年は50ユーロ札のデザインが決まっています.実際に新50ユーロ札が流通するのは2017年春の予定です.ユーロの場合は,旧札も有効のままですが,新札が発行されると徐々に旧札は市場からなくなるだろうと考えられています.

エウロパシリーズは200ユーロ札までしか発行されません.つまり,500ユーロ札は旧札しかないということです.これは,500ユーロ札が地下経済などで利用されているのではないかとの懸念によるものです.私も500ユーロ札は見たことがありませんが,南欧では自動車ローンの頭金などでの利用もあるそうです.

旅行に行くときにどのくらい現金を持っていけばいいのか,よく聞かれます.どのようなプランなのかにもよりますが,北欧ではかなりの場所でクレジットカードが使えるため現金は少なめでもいいのですが,それ以外の地域ではクレジットカードがあまり使えないところもあり,現金も必要です.最低限使いそうな金額はあらかじめ日本で両替しておき,予備はユーロで持っておくのも1つの作戦です.ユーロは旧札も有効ですし,余ってもユーロは19カ国で使える通貨であるため,どこかに旅行する可能性もあるからです.旅行予定の友人などに円と交換してあげたり,餞別としてあげることもできます.

本日はここまで.