欧州徒然草

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オランダ(6) − ファールス

ルクセンブルクからの帰りに少し時間が余ったのでどこかに寄ろうと思って思いついたのがファールス(Vaals)です.

オランダの他の町のお話はこちらから.「オランダ(1) − アムステルダム市内の交通」
この町の近くには,ドイツ,オランダ,ベルギーの国境があり,そこに行ってみようと思いました.ルクセンブルクからは,アウトバーンを使ってリエージュ経由で行く方法がありますが,ここはあえてルクセンブルクの下道を通ってSt. VithからアウトバーンA27(またはE42)に乗り,スパ(Spa,F1開催で有名)の横を通ってさらに北上し,A3(またはE40)に入りました.Eupenの出口で出た後は標識通りに進めばOKです.

ファールスはオランダの町なので,マーストリヒトなどのオランダの町からのアクセスを考えると思いますが,実はファールスのすぐ隣はアーヘン(Aachen)です.ファールスの町の一部がドイツ領にあるという感じで,アーヘンからはバスですぐに来られます.ですので,オランダの観光というよりはアーヘンに来た時のエクスカーションに入れておけばいいと思います.


ここに来た目的,3つの国境です.オランダ語ではDrielandenpunt,ドイツ語ではDreiländerpunkt,フランス語ではTrois Bornesでどの道から来るかによって標識が違います.この石碑が3つの国の国境になっていて,この写真の手前がオランダ,左奥がドイツ,右奥がベルギーです.ここは冬に来てもそんなに楽しくありません.冬場は展望台や迷宮などのアトラクションが全て閉まっているにもかかわらず,観光客がそれなりにいたのにはびっくりしました.


ここは,国境であるとともに,オランダにとっては標高がもっとも高い所にもなります.海抜322.5メートルの最高峰を表すのがこれです.国境からは数十メートルしか離れていません.まったく実感はないですが,オランダの最高峰を制してさらに3カ国に訪問したことになりますね.


ファールスの町並みです.冬場はツーリストインフォメーションがなく,近所のキオスクの中に資料が置いてあります.郊外に博物館があるようですが,町中の見どころはほとんどないようです.町並みを見たり食事を取ったりというのがいいと思います.


この建物がファールスの観光名所のようです.おそらく美術館か何かだと思いますが,夏に来ないと詳しいことは分かりません.この町は徒歩で十分観光できます.


セントポール教会.残念ながら昼間は閉まっているようです.ファールスの町でひときわ目立つ建物です.ちなみに,この近くにあったイタリア料理の店は安くておいしかったです.オランダ語が分かればいいのですが,英語よりもドイツ語の方が通じる可能性が高いです.

国境が点になっているというのはちょっと珍しい所ですね.ここは歴史的にはもっと多くの国の国境だったこともあるそうです.

本日はここまで.