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欧州徒然草

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ラトビア(1) − リーガへ行こう

LV:ラトビア

今日からラトビアのお話です.まずは,ヴィリニュスからラトビアの首都であるリーガ(またはリガ:RigaまたはRīga)までの行程です.飛行機でリーガに着いた場合は,バスがあるそうです.市内からは結構距離があるので,タクシーはお金がかかりそうです.


ヴィリニュスからリーガまではバスで移動しました.バスは本数があまりないので,バスターミナルで事前にチェックしておくことをお勧めします.繁忙期でなければ予約は不要だと思います.いくつかの会社があるようですが,私はEurolineという会社を使いました.この会社のホームページには,料金は60リタと書いてありましたが,実際には55リタでした.また,支払いにクレジットカードが使えない可能性があります.私の時も機械の不調でその場にいた全員がカードが使えなくなりました.そういう時には,バスセンターの中にATMがあるのでクレジットカードや国際キャッシュカードで現金を手に入れます.

このバスは写真の通り,ヴィリニュスからタリンまで行きます.全部で680kmくらいだと思いますが,8時間半くらいで行けると思います.ヴィリニュス−リーガ間,リーガ−タリン間はガイドブックなどでいわれているよりも,30分から1時間くらい早く着きます.


7時にバスがヴィリニュスを出発して,11時半ごろ到着しました.11時頃にはこの風景を見たのですが,ここから一度リーガ空港に行き,その後,リーガ市内に戻ってきました.リトアニアもラトビアもEUのシェンゲン協定に参加しており,国境でのパスポートのチェックはないはずですが,今回はなぜか国境付近でリトアニアの出国とラトビアの入国の2回のチェックがありました.スタンプはありませんが,パスポートをすぐに見せられるように,パスポートは手荷物で持っておく必要があります.

写真には2つの教会の塔が映っていますが,左側がリーガの大聖堂(Rīgas Doms),右が聖ペテロ教会(Sv. Pētera Baznīca)です.


リーガのバスセンター(Autoosta).バスの予定はチケット売場の窓口で聞くこともできますし,入って右側にある掲示板では,目的地がアルファベット順に整理された詳しい時刻表が載っています.国際線の到着ターミナルから出口の方に歩いて行く途中で銀行系の両替所があります.レートも悪くありません.リーガの旧市街には両替所はそんなに多くはありませんので,早めに必要な額を変えておくといいと思います.

バスセンターから旧市街へ出るには,出口を出てすぐ左に曲がってガード下を通り,道路の反対側にある入り口から地下道に入って行きます.タクシーでも行けますが,ホテルが旧市街の中であれば歩いて行けると思います.この地下道は,別名紙コップ通りと呼ばれ(すみません,私が勝手につけた名前です・・・),紙コップをもったベガー(beggar,紙コップにお金を入れてくれと頼む物乞い)が何人も並んでいます.もちろん入れる必要はありません.下手に1人にお金をあげると,他のベガーが寄ってきて面倒なことになるかもしれません.


こちらはバスセンターの出発ホームです.到着ホームの反対側にあります.バウスカなどの地方に行くにはバスが便利ですので,ここには時々来ることになると思います.同じ行き先でも,時間帯によって出発ホームが違いますので窓口で確認しておきましょう.ラトビアでも,レシートが切符代わりになります.

ここにもベガーがいます.バスターミナルのベガーは,英語で話しかけてきて,リーガの町のことなどを一通り話した後,「実は小銭がなくて」と切り出してきます.私の所にも来ましたが,現金を持っていないといって断りました.

リーガの中央駅(Centrālā Stacija).バスセンターの東にありますが,歩くと5分くらいかかります.バルト3国の中では最も大きな駅だそうです.1861年には列車の運行が始まっていたという歴史のある駅ですが,2003年に新しく建て替えられて現在の姿になっています.近代的で清潔感のある建物ですが,ホームは昔ながらの趣が残っています.

私はシグールダ(Sigulda)から帰って来る時に電車を使いました.リーガには中央駅の他にも駅があります.おそらく東駅のような名前だと思いますが,ラトビア語なので詳しいことは分かりません.シグールダ方面からリーガに戻って来る時には注意が必要ですね.リーガの中央駅は高架駅になっていること,「Riga」と書かれた時計台(高さは43メートルあるそうです)が駅の近くにあることなどが目印になると思います.

リーガには,バスやトロリーバス,トラム(路面電車)があり,リーガカードを買うとこれらに乗り放題になり,博物館などが無料になります.私は今回は,旧市街と近郊の町に行く予定でしたので買いませんでしたが,バスの切符をいちいち買うのが面倒であれば,リーガカードが便利です.

リーガでは,基本的にバスやトラムに乗ってから切符を買います.地元の人はSuicaのようなカードを使っているので前から乗りませんが,切符は運転手から買うので前から乗りましょう.リーガはヴィリニュスよりもやや物価が高いですが,バスは1回0.60ラット(LVL,町中ではLsと表記されています)です.

明日はリーガの旧市街を見ていきます.

本日はここまで.

追記(2016年):バルト諸国の通貨はすべてユーロになっています.クレジットカードは多くの場所で使えますが,古いサイン式のカードは使えません.ICチップ付きのクレジットカードは必須です.バルト諸国の新しい観光情報は,「おさんぽわんこの旅の思ひで…ヨーロッパ編」がとても詳しいので,ぜひご覧ください.