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欧州徒然草

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ルクセンブルク(2) − ルクセンブルク市の博物館

ルクセンブルク市内には7つの博物館があり,Museumsmileといいます.1マイルの中にある博物館たち,という意味で,実際に1マイルの距離の中に7つの博物館があります.

このうち5つの博物館に共通で使える「Muséeskaart」というものがあります.価格は9ユーロで,購入日から3日間有効です.これを買えば5つの博物館は無料で入れます.他の2つには価格の表記がないのでもともと無料かもしれません.博物館の受付で買えます.3つ以上回るのであればお得になります.


7つすべて回るのは大変ですので,その他の観光との兼ね合いで3つを選んで行ってみることにしました.まずは,ルクセンブルク市歴史博物館(Muéee d'Histoire de la Ville de Luxembourg)です.ギョーム2世広場(Place Guillaume II)から王宮(Palais Grand-Ducal)の方へ行き,右に曲がって突き当りにあります.やや奥まっているので探しにくいです.

ここでは,ルクセンブルク市の発展に様子が分かります.何にもない所に人々が入植をはじめ,町が次第に大きく発展していく様子がいくつもの模型で示されています.私が行った時には,特別展「殺人」が開催されていました.これは参ったなと思ったのですが,切り裂きジャックのような歴史的な殺人者や戦争の様子が少し紹介されていて,生々しいものはありませんでした.ちょっとほっとしたりがっかりしたり.特別展は中途半端な感じでしたが,ルクセンブルク市の歴史を知るにはいいと思います.


次は国立歴史博物館・美術館(Musée national d'histoire et d'art).王宮の裏側あたり,旧市街地から城の橋(Schloss Brücke,通りの名前は,Bock Monteé de Clausen)に行く途中の下り坂にあります.ここは何といっても展示の豊富さが目立ちます.歴史博物館の方は地下5階から地上5階まで,1階で繋がっている隣の美術館は地下1階から地上4階まであります.

係りの人は下から順に見ていくのがお勧めだと教えてくれました.そうすると,古い時代から歴史を歩むように見られます.私の勧めは,エレベーターで一番上まで行き,だんだん降りてくる方法です.歴史を逆に見ることになりますが,体力の低下は防げます.地下にある土器などは上の階からも眺めることができますので見逃さないようにしましょう.

私が行った時には,美術館の方が改装中で閉まっていました.悲しいやらありがたいやら・・・ここで展示をじっくり見ていくと,半日は過ぎてしまいます.私は歴史博物館だけで疲れてしまって,入口の階(0階)のカフェで一休み&ランチにしました.


次の目的地は国立自然史博物館(Musée national d'histoire naturelle - "nature musée")です.ここは低地地区(Grund)にありますので,下に降りなければなりません.下に降りる方法はいくつかありますので,明日紹介します.これは上から見た写真ですが,川沿いに映っているクリーム色の教会の右奥にある白い建物が博物館です.写真の左側から来た場合には,教会の敷地を抜けていくことができます.


ここが博物館です.どちらかというと,子供向けの展示が多いですが,大人も楽しめます.私が行った時には,子どもたちの団体がいくつも来ていて大変でした.受付もチケットを確認もせずに「はいどうぞ」という感じで,そういうおおらかな所は好きです.

中の説明はフランス語とルクセンブルク語でしたが,中学生程度の理科の知識があれば問題なく楽しめます.入ってすぐ左に行ったところには,チョコレートなどいろいろな物のにおいを嗅ぐことのできる機会があります.ぜひ,動物園のかおりを試してみてください.


博物館や低地など見所が多くてゆっくり食事をする暇がない時には,パンでもかじりながら歩くのはどうでしょうか.このパンのチェーン店はルクセンブルクにはいくつもあります.価格もそんなに高くはありません.マールブルクよりは高いですが.

ルクセンブルク市には郵便博物館や交通博物館など,7つの博物館以外にも見所がありますので,スケジュールの立て方はいろいろあります.明日は低地地区に降りていきます.

本日はここまで.