欧州徒然草

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リトアニア(3) − ヴィリニュス旧市街の見どころ

今日は昨日に引き続き,リトアニアの首都ヴィリニュスのお話です.


旧市庁舎.まずはここに来ましょう.左側がインフォメーションです.市内の地図や周辺地域への行き方などの情報が手に入ります.この旧市庁舎の前は広場になっているので,クリスマスマーケットが出るかもしれませんね.


ヴィリニュスの町並み.旧市街の中にはこのような町並みが続きます.観光の仕方も○○博物館を目指す,というよりは,○○通りを歩くといった感じです.点よりも線ですね.


ハレス市場(Halės Turgavietė).ぱっと見ただけではマーケットとは思えませんが,中はかなり広いマーケットです.ソフィアにあるセントラル・ハリを思い出します(「ブルガリア(3)−ソフィア」の回参照).冬だと5時にはもう閉まってしまうみたいですので,買い物はお早めに.


中の様子.野菜,パン,服などがあります.奥には肉屋が数十件並んでいます.リトアニアはもともと物価が安い上に,ほとんどの店の商品には価格シールが付いていますので,安心して買い物できます.


ゲディミナス城(Gedimino Pilis)の塔.大聖堂の近くの小高い丘の上にあります.ここにある城は「上の城(Aukštutinė Pilis)」と呼ばれています.お城は廃墟化していますが,塔は博物館と展望台として営業しています.ここに登ってくる道は3通りあり,そのうちの一つは下の工芸博物館からリフトで上がってきます.ここはそんなに高い場所ではありませんが,坂が石畳になっていて,しかもその石が河原に落ちているような丸い石なので,かなり歩きにくいです.運動靴がお勧めです.もう一つの道は,大聖堂のゲディミナスの像から公園を通って上がってくる道で,多くの観光客が使っている道です.最後の道は,ネリス川の方から上がってくる道で,ここからペテロ・パウロ教会に行くのに便利です.


塔の博物館はチケットを買ってまず2階に上がって見物した後,一度降りてきます.その後,他の階段を使ってどんどん上に登って行きます.一番上が展望台です.この写真には,大聖堂と「下の城(Žemutinė Pilis)」が映っています.下の白い建物が下の城,そのすぐ奥の白い像が3つ立っている建物が大聖堂です.その奥にはヴィリニュスの町並みが見えます.


ヴィリニャ川(Vilinia)沿いのマーケット.ここは観光ガイドにも載っていないところです.ウジュピス(Užupis)地区のすぐ南側にあります.観光客向けというよりも地元の人向けのマーケットです.


リトアニアでは食事代はかなり安いです.よほど高い店に入らなければ,1人10−20ユーロでおなかいっぱい食べられます.中でも私のお勧めは,このチリ・カイマス(Cili Kaimas)です.旧市街には2軒あります.その他にも,Cili Picaもありますが,こちらはピザなどのイタリアンが中心で,伝統料理は少ないです.これらの店は,ファミレスのような感じですが,ちゃんとおいしい料理が出てきます.お酒なしで,1人10ユーロ以下で食べられます.10ユーロ出すと,ジュース,スープ(伝統料理の赤カブのスープもあります),メインが食べられてお釣りが来ます.このチェーンでは,メニューにたくさん写真がついていますので,注文しやすくて助かります.ちなみに,Cili Picaの方はリーガにもお店が何件かあります.

バルト3国の物価は,北に行けばいくほど高くなるという印象があります.つまり,ヴィリニュスは買い物にいい町だということです.旧市街にはたくさんのお土産物屋や服・アクセサリーの店などがあります.小さな店が多く,開拓する楽しさがあります.お土産探しではなく,普通のショッピングを楽しむにも適していると思います.


バルト3国のお土産として琥珀があるのですが,琥珀は真贋の見極めが難しいそうなので今回はあきらめました.その場でべたべた触ったり,塩水に入れたりできませんし.数百円で買えるものは間違いなく偽物でしょうが,数千円やそれ以上のものが本物かどうかもなかなか分かりませんね.日本では紅茶のような琥珀色の透き通ったものが好まれると思いますが,こちらで多く取れるのは乳白色のものだそうです.

ヴィリニュスはリーガやタリンのような華やかさに欠けますので,北から順番に来ると少しがっかりするかもしれません.南から順に北上するのがお勧めですが,ヴィリニュスには他の2つとは違う異国情緒といいますか,独特の趣があります.また,物価の安さは私にとってはポイントがかなり高いです.ぜひ観光コースに入れてほしいですね.

本日はここまで.

追記(2016年):バルト諸国の通貨はすべてユーロになっています.クレジットカードは多くの場所で使えますが,古いサイン式のカードは使えません.ICチップ付きのクレジットカードは必須です.バルト諸国の新しい観光情報は,「おさんぽわんこの旅の思ひで…ヨーロッパ編」がとても詳しいので,ぜひご覧ください.