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欧州徒然草

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アイスランド(1)−レイキャビークに行くまで

今日こそアイスランドです.アイスランドは観光地として有名な割には,あまり情報がありません.そこで,観光の情報は現地に行ってから集めることとし,行き先だけを決めました.

いきなりですが,アイスランドへの観光はお勧めではありません.確かに,雄大な自然を楽しむことができます.料理もおいしいです.しかし,アイスランドは非常に物価の高い国です.また,移動が非常に不便です.その理由の一つが,アイスランドには鉄道がないことです.

自然を楽しむことができ,物価があまり高くなく,交通の便のいい観光地はヨーロッパにはいくらでもあります.ヨーロッパの国々をある程度行きつくして,行く所がなくなったら考えてはどうでしょうか.お金はいくらかかってもいいよ,という人でもいいですが.

日本からアイスランドへの直行便があるかどうかは分かりませんが(多分ないと思います),ヘルシンキ,コペンハーゲン,フランクフルトあたりで経由するのがいいと思います.私は昨日お話しした通り,フランクフルトのハーン空港から行きました.大きい方のフランクフルト空港からも飛行機が出ています.

アイスランドに行くときには,レイキャビーク行きの飛行機に乗りますが,実際にはアイスランドのケプラヴィーク空港(KEF)に到着します.レイキャビーク空港もありますが,こちらは国内線が飛んでいます.




空港からレイキャビーク市内まで約50Kmありますので,徒歩やタクシーはありえません.写真のFlybusというシャトルバスを使います.このフライバスは,昨年まで片道1300ISK(アイスランドクローナ,100ISK=80円)でしたが,今年から片道1700ISKに値上げされています.このバスだけでなく,観光に関するものは今年の夏から大幅に値上げされているようです.この背景には,昨年の金融危機があります.金融危機の影響によってアイスランドクローナは暴落しました.対円でも約半分の水準です.これは外国人にとってはアイスランドの観光が割安になることを意味していますので,これに乗じて値上げしているようです.それにしても一気に価格を30%も値上げするところがアイスランドの好感度を下げています.

この写真は午前1時のものです.太陽こそ見えませんが,白夜といってもいいと思います.このフライバスは今年から2種類になり,1700ISKの安い切符はレイキャビーク市内のバスセンター(BSI)までしか行きません.もう一つの切符はホテルまで送ってくれるタイプで,こちらは2200ISKです.切符をくれというと2200の方をくれます.




空港からレイキャビークへ.この国で覚えた英語は,lava(溶岩)とmoss(苔)です.アイスランドは火山活動とプレート活動によってできた島で,島全体が溶岩出てきています.溶岩の上にはなかなか植物が育たず,苔が生えているというわけです.




バスセンターに着くと,ホテルに行くためにミニバスに乗り換えます.私が使ったホテルは実は徒歩でも行けたのですが,このときは地理が分からなかったのと,朝の2時を過ぎていたことで,ホテルまで送ってくれるサービスはありがたかったです.

明日はレイキャビーク市内をみていきます.本日はここまで.

追記(2016年):アイスランドはEU加盟国ではありませんが,主要なヨーロッパ(イギリス,アイルランドを除く多くのヨーロッパ)からはパスポートコントロールなしで渡航できます.日本から行く場合は,例えばデンマークのコペンハーゲンでパスポートをチェックすると,そのままアイスランドまで行けます.アイスランドは北欧理事会参加国で,北欧の自由移動圏に入っているためです.シェンゲン協定にも参加しています.