読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

欧州徒然草

上のタイトルをクリックするとトップページに移動します

フィンランド(10)−ロヴァニエミ

FI:フィンランド

今日は,フィンランドの最終回,ラップランドの入口の町,ロヴァニエミのお話です.

ラップランドとはフィンランドの北部地域を指し,ヘルシンキなどの南部地域とは異なる文化を持つようです.日本人にとっては,サンタクロースのふるさととして有名ですね.ロヴァニエミはヘルシンキから飛行機で70分の所にあります.「フィンランド(1)−フィンランドへのアクセスと国内の交通」には上空から見たラップランドの写真があります.


ロヴァニエミ空港での荷物受け取り所.小さな空港ですが,ラップランドの自然を再現したり,サンタクロースがいたりと雰囲気作りに頑張っています.




空港から出たところ.なーんにもありません.バス乗り場もなさそうです.ここからは,1人5ユーロのエアポートエクスプレスというミニバスに乗ります(2009年当時の価格).市内のホテルまで送迎してくれます.帰りも,飛行機の出発1時間前位になると,各ホテルを回って乗客をピックアップします.




ロヴァニエミのインフォメーションセンター.画面の左側にあります.この塔が目印です.この辺りが町の中心地です.




インフォメーションの近くにあるスーパー.フィンランドでは,日曜日にもスーパーが開いています.フィンランドでも,ドイツと同じようにペットボトルにはデポジットがあります.バーコードのあたりにプファンドのマークがあります.小さなペットボトルは20セント,大きなものは40セントです.ドイツと違い,プファンドの金額が明記してあるので,フランクフルト空港のようなプファンド詐欺が起きる余地はありません.スーパーにはペットボトルの返却所がありますが,ドイツと全く同じ方式です.「プファンド」の回も参照してください.




町中から川の方まで歩いて5分くらいです.すぐにこのような美しい風景に出合えます.




私がロヴァニエミに来た時にはサンタパークはシーズンオフになっていました.ただ,サンタ村は一年中開いているようなので,そちらに行くことにしました.市内からは8番のバスで行きます.時刻表はインフォメーションでもらえます.サンタ村まで行く8番はだいたい1時間に1本ありますが,サンタパークまで行くものは2−3時間に1本しかありません.インフォメーションから歩いて2−3分の所から乗れますので,詳しい場所はインフォメーションで聞いておきましょう.




サンタクロース村.時期を外していたせいかもしれませんが,ものすごく寂しいところです.お客さんもあまりいません.中はあまり広くなく,1時間もあればすべて回れます.返す返すもサンタパークに行けなかったのが残念です.




サンタ村の中にはこのような線が引いてあります.ここから向こう側が北極圏です.お土産の店では,北極圏到達証明書を発行してもらえます.1枚4.2ユーロ,2種類絵柄があります.




サンタクロースオフィス.毎日サンタクロースがここに出張してきます.入口ではなぜか,どの国からきたのかを聞かれます.入るのは無料で,途中でサンタクロースと写真を撮ります.ぼったくり価格の写真を買うことで入場料の代わりになるようですが,写真は買わなくてもOKです.私もお断りしました.入講証のようなものを入口で発行してもらえますが,これは記念に持って帰ってもいいようです.サンタクロースオフィスの2階は,なぜかスワロフスキーになっています.日本人向けかもしれませんね.




サンタ郵便局.世界中の子どもたちが出した手紙はここに届いて保管されています.「フィンランド,Mr.サンタクロース」とだけ書かれた日本の子供の手紙も届いていました.ちょっとすごいですね.

ここでは,自分で手紙を書いて,サンタクロースマークの消印で送ることができます.黄色のポストに入れればすぐに配達,赤のポストに入れればクリスマスに配達です.その他にも,郵便局内にある申込用紙に記入するとサンタからの手紙がクリスマスに届きます.こちらは1枚7ユーロです.

この近くには,シベリアンハスキーがいるハスキーパークやトナカイ牧場があり,観光客におじさんが声をかけてきますが,行く必要は全くありません.実は私は動物園に行く暇がなくて,20ユーロ払ってついて行きましたが,15分くらいの見学時間しかなく,3ユーロくらいの価値しかありません.私のようにどうしてもトナカイを見たかったらどうぞ,それよりも,1日多く日程を取って,ラヌア動物園に行った方が断然いいと思います.




ロヴァニエミにはいくつかの見どころもあります.ここは,中心部から歩いて10分ほどの所にある教会.シンプルな外観ですが,中は一見の価値ありです.中には日本語のリーフレットもあります.


町中にはマーケットやショッピングモールなどもあります.8月の中旬にはお祭りもあるようです.なお,駅や長距離バスセンターはインフォメーションがある中心部から歩いて20分以上離れたとことにあります.また,天気が良ければ川沿いを歩くのも気持ちがいいですね.

フィンランドはそれぞれの町にたくさんの見どころがあるので,あまり日程がなければ,欲張って多くの町に行くよりも,1つか2つの町をじっくり楽しんだ方がいいと思います.機会があれば今度は冬に行ってみたいと思いました.

本日はここまで.