欧州徒然草

上のタイトルをクリックするとトップページに移動します

ゴスラー(1) − ゴスラーの町並み

今日から3回にわたって,ハルツ地方(Harz)にあるゴスラー(Goslar)のお話です.

ゴスラーはドイツの地図で見ると,真ん中の少し上あたりにあるでしょうか.ハノーファー(Hannover)の少し南にあります.ハルツ地方にはブロッケン山(Brocken)があり,平坦なドイツの中では高地地方ということになるでしょうか.ちなみに,ブロッケン山は1142メートルとのことなので,ものすごく標高が高いというわけではありません.

ゴスラーへはハノーファーやカッセル(Kassel)から電車でアクセスできます.マールブルクからは,カッセル方面のICに乗り,クライエンゼン(Kreiensen)という所で乗り換えます.ゴスラー自体は少し辺鄙なところにありますが,ブラウンシュバイク(Braunschweig)やヒルデスハイム(Hildesheim)などからも乗り換えができ電車のアクセスはいいようです.車の場合は,A7からB82を通ると分かりやすいです.


ゴスラーの旧市街には,木組の家々が残されています.小さな町なので歩いて回れますが,馬車も利用できます.逆に,車で町中をうろうろするのはちょっと不便です.町中には小さな駐車場がたくさんありますので,場所が足りなくなることはないでしょうが,一方通行が多くて道が複雑なので(他の町でもそうですが),場所を見つけるのは苦労するかもしれませんね.駐車料金は他の町よりも安いです.


ゴスラーはハルツ地方を代表する町.ハルツ地方のブロッケン山には魔女伝説があります.それで,この町にも魔女にまつわるお土産がたくさんあります.


伝統的な町並みがよく保存されており,お店やカフェ,ホテルなどとして現在でも利用されています.他の町では,このような木組の町並みは20世紀になって立て直されたものも多いのですが,この町の町並みは19世紀やその前のものがかなり残っているそうです.


マルクト広場(Marktplatz)にある建物.この辺りが観光の中心で拠点になります.マルクト教会(Marktkirche)や市庁舎(Rathaus)もこのすぐ近くにあります.インフォメーションもこの近くにありますが,この広場で目立つのは何といってもこの仕掛け時計です.この時計は,9時,12時,15時,18時に仕掛けが動くそうです.


仕掛け時計が動いているところ.以前,ハーメルンの仕掛け時計を紹介しましたが(「ハーメルン(1)−笛吹き男に会いに行こう」の回参照),それと比べるとテンポ良く進んでいくのでこちらの方がよかったですね.ハーメルンのものは全部終わるまで15分以上かかりますが,こちらは10分もかかりません.


ゴスラーの町中にはこのような小さな小川も流れていて,川沿いに小さな道が走っています.この道に沿って中心部から少し歩いてみてもいいですね.

ゴスラーの町は,歩いていて落ち着く町です.他の観光地のようなごみごみしたところもありません.また,小さな路地がたくさんあって,思わぬお店やカフェなどを発見できそうです.大通りには,Karstatdというデパートもあり,買い物には困りません.この町は観光に来るのもいいですが,住んでもいい町だと思います.


市庁舎の近くのカフェに,XLサイズのシュークリーム(Windbeutel)がテーブルの上に載っていました.1つ5ユーロとのことなので,挑戦してみました.それがこれです.シュークリームの下にある絵ハガキは,日本の普通のはがきと同じサイズです.高さも絵ハガキを縦にしたものよりも背が高く,とんでもないものが出てきたなと思いました.

結論を言うとまずいです.どうしてかというと,生クリームに味が全くついていないからです.ただただ,脂っこいだけです.ドイツやオーストリアの生クリームは味がついていないことが多く,アイスカフェに載っているクリームも味がしないことがあります(「6月1日 アイスカフェ」の回参照)


クリームが甘ければ完食は間違いないのですが,これではとても食べられません.半分近くで断念しました.店内にはこれを頼んだ人は他にもいましたが,完食はゼロでした.

明日は,ゴスラーの博物館たちを紹介します.

本日はここまで.