読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

欧州徒然草

上のタイトルをクリックするとトップページに移動します

ドイツでの車の免許

今日はドイツの車の運転に必要な免許の話です.

ドイツに何年も住むのであれば,ドイツの免許を取った方がいいと思います.こちらは挑戦しようと思ったことがないのですが,試験を受けられるのは3回までだそうで,2回落ちるとものすごくプレッシャーがかかるみたいです.

私は滞在は1年と短いので,短期滞在向けの情報をお伝えします.2009年当時の情報です.

一番簡単なのは,日本で国際運転免許証を取ることです.これで多くの国で1年間運転できます.ところが,ドイツの場合は国際運転免許証が有効なのは入国から6ヶ月間で,それを過ぎると国際運転免許証では運転できなくなります.それでも,簡単に手に入るので,持って行った方がいいと思います.私は半年を過ぎた今でもこれを持ち歩いています.他の国でも使えますので.

もう一つの方法は,日本の免許証+ドイツ語の翻訳です.私はこれで運転しています.ドイツ語の翻訳は,翻訳のライセンスを持っている人の翻訳であればOKとのことですが,日本総領事館の翻訳が一番確実だと思います.マールブルクなどヘッセン州では,フランクフルトの日本総領事館を利用します.

これでも有効期間は半年です.しかし,半年以上使いたいのであれば,ドイツの免許への切り替えになります.これが結構使い勝手が悪く,たいていの場合は,日本の免許証との交換になるそうです.住んでいるところの交通局に日本の免許を渡すと,切り替え免許がもらえ,日本の免許は日本総領事館に転送されるそうです.おそらく,日本に帰る時には逆の方向で免許が返ってくるのではないかと思います.これだと,手元に戻ってくるまでにどれくらいかかるか分からないことに加えて,ちょっと日本に帰った時には無免許状態になってしまいます(ドイツの免許が有効かもしれませんが).

そこで,私が使ったのは,日本の免許証+翻訳の有効期間を延ばすという方法です.この法的な根拠は以下のページで記されています.

http://www.bmvbs.de/dokumente/-,302.1843/Artikel/dokument.htm#3

アドレスに,コンマやピリオドがあるのでクリックできないブラウザもあると思います.その時はコピペしてください.

これは,ドイツに1年未満滞在する人に対する特例で,日本の免許証+翻訳の有効期間を半年間伸ばすことができます.これで,1年間は運転できます.この申請は,住んでいるところの交通局に出します.ドイツの免許への切り替えと同じ所です.マールブルクでは,マールブルク南にある警察署の中にあります.

この申請に必要なものは,日本の免許証,日本の免許証のドイツ語翻訳,パスポート(入国日の確認,ビザも確認しているかもしれません),1年間ドイツに滞在することが証明できるもの,です.この他に,なくても大丈夫だと思いますが,住民票と視力検査の結果を持っていると安心です.

ここで面倒なのは,1年間ドイツに住むことを証明することだと思います.私はマールブルク大学からの招聘状に滞在の日付が記載されていたのでそれを渡せばよかったのですが,人によってはこの証明がやや難しいかもしれませんね.

この制度はあまり知られていないようで,マールブルクではもしかしたら私が第一号かもしれません.担当者がこんなの聞いたことがない,といっていましたので.申請の際には,上記のホームページも印刷して持って行きました.私の場合は,確認を取るということで,1週間後に出直すことになりました.その後,申請をして,約1週間で運転免許の延長許可書が郵送されてきます.一緒に手数料の振り込み用紙も来て,私の時は25.60ユーロでした.

この制度は本当に便利で,利用できる人は試してみてはどうでしょうか.

今日は写真がなかったので,一枚オマケです.


これは,ルドルフスプラッツ(Rudolfsplatz)にある,グリム兄弟(だと思われる)の像です.春の時には黄色のペンキで無残な顔になっていましたが,いつの間にかきれいになっています.オーバーシュタットには,グリム兄弟が下宿していた家が残っています.

後ろに少し映っている青い建物では,バスの時刻表や1か月券などの切符が買えます.バスの時刻表は1.20ユーロと安いので,記念に買ってみてはどうでしょうか.


本日はここまで.