欧州徒然草

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コブレンツ(2) − コブレンツ旧市街の見どころ

今日はコブレンツの旧市街を見ていきます.


まずは,昨日もお話ししたドイチェス・エック(Deutsches Eck)です.この台座の部分まで上がることができます.


ここからライン川とモーゼル川を見ることができます.今回は時間がなくて乗りませんでしたが,コブレンツにはいろいろな観光船があり,ライン川やモーゼル川の遊覧だけでなく,ケルンやトリアー,マインツなどへも移動することができます.


中世ライン博物館(Mittelrhein Museum).市庁舎(Rathaus)などの観光の中心地からは路地2本分奥まった所にあります.ここには,ライン川やコブレンツの歴史に関する展示がありますが,絵画が中心です.例えば,コブレンツは一時期フランス領土になったそうですが,その時のフランス軍は凍ったライン川を歩いて渡って攻めてきたそうです.個の様子を描いた絵も展示されています.学芸員の人によると,現在は温暖化の影響もあるのかもしれませんが,ライン川が凍ることはないそうです.私が行ったときはお客さんが他にいなかったので,学芸員の人が付きっきりでいろいろな絵について教えてくれました.

ちなみに,この時計のすぐ下には顔のレリーフがあります.毎時0分になると鐘が鳴りますが,この時に顔から舌が出ます.ものすごくさりげないので,近づいて注意してみないと分からないくらいです.


旧市街を回ってくれる観光ミニバスです.観光地にはよくこのようなミニバスが走っています.


聖母教会(Liebfrauenkirche).コブレンツの旧市街にはいくつか教会がありますが,これが最も大きな教会です.入口には1180年という記述も見えますので,かなり古くからある教会ですね.このような教会ははじめからこの大きさだったわけではなく,時代とともに建て増しされているものが多いです.中世ライン博物館の隣にある教会もかなり古いもので,右隅には建て増しされる前の教会の部分が残っています.


聖母教会の中.これまでいろいろな教会に入ってみましたが,ここも独特の雰囲気を持っています.奥のステンドグラスも装飾が細かくて美しいですね.


市庁舎前の広場.この建物の裏側には,小便小僧ならぬ腕白小僧の像があり,時々水をかけてきます.この辺にはお店もたくさんあり,コブレンツの観光の中心部分です.


ヨーゼフゲレス広場(Josef Görres Platz).市庁舎から歩いて2−3分の所にありますが,見つけにくいのかあまり人はいませんでした.ゆっくり落ち着くのであれば,こちらの方がいいでしょうね.

コブレンツ出身の有名人としては,オーストリア宰相のメッテルニヒやフランスの元大統領のジスカールデスタンがいるそうです.どちらも外国で大きな活躍をした人ですが,コブレンツが他の国に領有されたり,大きな川があって外国との接触があったりするのが原因だと思いますが,旧市街を歩いている限りでは国際都市という感じもあまりなく,落ち着いた感じです.何日も観光するほどには見どころはないかもしれませんが,近隣に見所が多いので観光の拠点なる町です.

本日はここまで.