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欧州徒然草

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夏はプールに行こう

ドイツは日本に比べて気温は低く,湿度も低いですが,8月になると30度を超える日も出てきます.ゲストハウスにはクーラーはなく,扇風機を買ってきて何とかしのいでいましたが,扇風機もたった3ヶ月で壊れてしまいました.ということで,暑さを忘れるためプールに行こう!  というのが今日のお話です.

マールブルクにもプールはあります.マールブルクの周辺をみても,小さな集落でもプールのあるところは多いです.日本の市民プールと同じような感じです.それでは面白くないので,もっと大きなプールを探してみることにしました.今日は2つ紹介します.

1つ目はカッセルです.これは,某歩き方ガイドブックに載っていたところで,クーアヘッセンテルメ(Kurhessen Therme)といいます.カッセルはグリム兄弟博物館やヴィルヘルムスーエのヘラクレスなど見どころの多い町です.「カッセル(1)−カッセル市内」を参照のこと.




これが入口の様子です.なんでも,アジアや日本をイメージした施設だとか.ちょっと勘違いされた日本というところでしょうか.料金は1日券で25ユーロ(2009年当時の価格です).




建物の中の様子.このプールは中が撮影禁止だったので,写真はここまでです.それなりに雰囲気が出ていますね.それで肝心のプールはというと・・・

まず,お客さんがおじいちゃん,おばあちゃんばかりです.若い人はあまりいません.プールは室内と屋内がつながったプールと滑り台です.滑り台は30メートルくらいでしょうか.プールの水は海のように塩辛い水です.そして小さなプールでは,1時間に1度くらいの頻度で,高齢者向けのプールフィットネスが行われています.おそらく,ガイドブックを作った人はドイツ語が分からなかったのでしょう.後で聞いてみると,クーアハウスというのは,日本でいう健康ランドのような存在で,kurという単語も辞書で調べると治療という意味になります.なるほど,それで若者が少ないのか・・・

その割には,中の軽食コーナーでは脂っこいものがたくさん売られていました.私はスパゲッティにしたのですが,冷凍食品らしく麺がぼそぼそで,こんなにまずいスパゲッティはドイツで初めて食べました.あと30歳年をとったらもう一度来ることにしましょう.

次は,ハレ(Halle)という町にあるプール「Maya Mare」です.ハレは旧東ドイツの町で,近くにはライプツィヒ(Leipzig)などがあります.これは,ドイツのテレビ局ZDFでやっていた番組で紹介されていたところですので,今度は大丈夫でしょう.このプールはメキシコをイメージしているそうです.




プールの入口.かなり大きな駐車場があります.駐車場は1回2ユーロ.家族連れがたくさんいるので,期待度大です.




中の様子.一日券で12ユーロ.かなりお得です.このプールは写真OKで,家族連れがカメラを持ち込んでいました.中には,いくつかのプールがあり,2−3歳くらいの小さな子供が遊べる,深さ20センチくらいの浅いプールもあります.ここでは,長さ125メートルの流れるプールや4つの滑り台,1時間に1度,波が出るイベントもあります.流れるプールは結構速く,逆流して歩くのは難しいくらいです.入口で浮き輪を買って,それにつかまってプカプカ流されていくのがお勧めです.




食事も普通のフードコートレベルですね.1日遊べると思います.特に滑り台は,備え付けの浮き輪を使うと相当なスピードが出ます.最後の方は振り落とされそうになるくらいで,頭をトンネルにぶつけている人もいました.波が出るプールは,一番深い所は1.5メートルくらい深さがあり,波も10分くらい続きます.中央あたりにいると,波の時に上から冷たい水も降ってきます.この近くに来た人はぜひ寄ってみてください.

2つのプールで気が付いたのは,更衣室が男女兼用になっていることです.更衣室にはロッカーと着替えのための小部屋があり,小部屋で着替えたらロッカーに荷物を入れます.小部屋は小さな2−3人用から家族用や車いす用がありますが,下が20センチほど開いておりちょっと気になります.一度水着に着替えた後,シャワー室に行き(さすがにここは男女別です),体を洗ってからプールに入ります.いったん水着をとってから,よーく洗って,また水着を着てからプールに行くようです.この辺はアイスランドと似ていますね.アイスランドではシャワーの所にシャンプーやボディーソープがついていましたが,ドイツではそこまでのサービスはないので,持参した方がいいですね.

ドイツに観光に来てわざわざプールに行くのはどうか,と思われるかもしれませんが,ドイツ人の夏の過ごし方を体験するのも一興だと思います.

本日はここまで.