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欧州徒然草

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ビッテ(bitte)は魔法の言葉

今日は覚えておくととても便利なドイツ語についてです.

私はこれまでドイツ語を勉強したことがなく,今回も全く勉強せずにこちらに来ました.今のところ,それでも十分生活できています.ただ,片言でもドイツ語を知っていると,買い物などスムーズにいくと思います.もちろん,毎日生活していると自然に覚える単語もあります.おそらく100語くらいは覚えたと思いますが,ほとんどは食べ物に関する言葉です・・・これはこれでドイツ人と話すときのネタとして使っています.

その中でも,こんにちはのGuten tag(グーテンターク),ありがとうのDanke schön(ダンケシェーン),さようならのTschüß(チュス)またはWiedersehen(ヴィーダーゼーン)とともに,Bitte(ビッテ)は覚えておくと便利です.これだけでとりあえずは生きて行けます.今までドイツ人が話しているのを聞いていると,bitteには4つの意味があるようです.

1つ目は「どういたしまして」の意味です.よくあるのが,買い物などで,お客さんがDanke schön,というと店の人がBitte schönと返す場面です.ありがとうございます,どういたしまして,というやり取りで,お店以外にも色々な場面で出てきます.とりあえず,dankeにはbitteで返しておけば大丈夫そうです.

ドイツに限らず,ヨーロッパではお店に入ったときの挨拶は必須です.たとえ買う予定がなくても,こんにちはくらいは言いましょう.


2つ目は「どうぞ」の意味です.英語のpleaseと同じ意味です.例えば,コーヒーを頼む場合には英語では,coffee, pleaseとなりますが,ドイツ語ではこれが,Kaffe, bitteとなります.英語圏では子供をしつけるときに,pleaseを魔法の言葉として教えるようです.子供が物を買ったり頼んだりした時にpleaseを言わないと,「魔法の言葉はどうしたの?」と親が子供に諭すそうです.まったく同じように,ドイツ語圏では親が子供に「魔法の言葉はどうしたの?」といってbitteを言う習慣をつけさせるようです.bitteがあるとないとでは,「○○をくれ」と「○○をください」くらいの差がありますので,できるだけ忘れずに使うようにしたいところです.




3つ目は「なんにしますか」の意味です.お店のカウンターで前の人の対応が終わると,bitte?またはbitte schön?といいます.こんにちはとか次の方どうぞ,のニュアンスもあります.写真のようなマーケットの店でもよく聞きます.この写真はフランクフルトで撮ったものです.ちなみに,ドイツ人は決めるのが早いです.ケーキが並んでいる店とかでも,ドイツ人は自分の番が来るとどんどん注文します.私も決めるのは早い方だと思うのですが,とりあえず,カウンターにあるものは全部見てから決めたいですよね.

4つ目は「もう一度言ってください」の意味です.相手の言うことが聞き取れない時に使います.英語のsorryと同じ意味です.辞書で調べると,もともとはwie bitteだったのが省略されて使われているようです.




この写真は,ハイデルベルクのパン屋さんです.ハイデルベルクも7月後半に紹介します.今日紹介した4つのbitteは,こんなパン屋さんで買い物をする時に全部使うかもしれませんね.日本に旅行に来た外国人が少しでも日本語を知っていると親近感がわくと思います.同じように,我々も少しだけでもドイツ語を知っていると,みんながちょっと優しくなってくれそうです.

本日はここまで.