欧州徒然草

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シュバルムシュタットのお祭り(2)

今日はいよいよシュバルムシュタットのお祭りのお話です.このお祭りは,ツィーゲンハインのサラトキルメス(Zigenhainer Salatkirmes)といいます.今年で第281回目ということで,かなり伝統のあるお祭りです.このお祭りは,グリム童話でおなじみのあかずきんちゃんの行進が見られるパレードで有名です.

このお祭りは数日間ありますが,最終日がパレードの日です.今年は,ドイツの童話やグリム童話を題材にした山車を中心に51組が参加しました.

この町に着いたら,まずは,インフォメーションセンターです.お祭りの時は忙しいみたいですが,きちんと対応してくれます.パレードのコースを聞いたり,帰りのタクシーのことを聞いておきましょう.ここでは,1個2ユーロのタグを買ってほしいといわれました.パレードはタグがなくても見ることができますが,このお祭りの存続のためにも2ユーロ寄付してあげてください.このタグはかなりかわいいもので,日付やサラトキルメスの文字も入っていて,いい記念になります.むしろ,お土産として1個2ユーロで何個か売ってほしいくらいです.


町の様子.このくらいの人だかりがずっと続いていて,1万人は軽く超えていそうな感じでした.ただ,パレードはかなり長い距離を進みますので,全員がそれなりにいい場所で見ることができると思います.ほとんどの出し物は大型トラックの荷台に作られています.また,馬も行進します.道路は危ないので(馬の落とし物も含めて),パレードのついて行くのは無理だと思います.




あかずきんちゃん達.この町は,グリム童話のあかずきんちゃんの故郷ともいわれています.この日はたくさんのあかずきんちゃんが行進します.




パレードではどうしても女の子が目立ってしまいますが,男の子も伝統的な衣装で登場です.周りをきょろきょろして何をしているのかというと,この子たちは飴を投げています.多くの山車は,観客に子供がいると,飴を投げてくれます.パレードが終わるころには,子どもたちの両手には飴がいっぱいというわけです.途中でグリム兄弟が私にも飴を投げてくれたのですが,なんと,投げられた飴はそのまま排水溝にポトリ.ちょっと悲しい瞬間でした.




ヘンゼルとグレーテル.お菓子のおうちとともにパレードです.女性の帽子ですが,未婚は赤,既婚は緑,おばあさんになると黒になるようです.お話では悪い魔女のおばあさんですが,この日は暑かったので,孫たちの体調が心配そうなやさしいおばあさんでした.




ハーメルンの笛吹き男.この町の幼稚園の児童たちです.手を振りながら歩いていますが,私がいた所はパレードの終盤だったので,みんな疲れている感じです.




看板には,グーデンベルクの太鼓たたきの人,というようなことが書いてありますが,何の出し物か分かりませんでした.楽しそうですね.




パレードには何組もの楽団も参加しています.この楽団のように斜めにうねりながら歩いたり,3歩進んで2歩下がるのような歩き方をしたり,音楽だけでなく見ていても楽しいです.

パレードの後は,町の広場で様々なイベントが行われます.残念ながら,時間の都合でパレードしか見られなかったのですが,もう一度来たいと思うイベントでした.

本日はここまで.