欧州徒然草

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ベルリンからウイーンまでドライブ(6) ベルリンの壁を見に行く

 

今日はベルリン市内のお話です.ベルリン市内にはベルリンの壁が保存されている場所がいくつかあります.

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東西ドイツを分けていたベルリンの壁ですが,写真のような本当の壁を見たいという人は多いと思います.ただ,この場所はあまり知られていないようで,チェックポイント・チャーリーに行ってしまってがっかりする人が多いようです.チェックポイント・チャーリーはベルリンがっかりスポットの第1位かもしれません.

 

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ベルリンの壁が残っているところは,上の地図の真ん中上部にある赤丸の1番の所です.SバーンのS1,S2,S25だとNordbahnhofが最寄りです.トラムのM10やバスの247番も使えます.この地図はBerlin Welcome Cardについていたものです.Berlin Welcome Cardは交通券と博物館等の割引券が付いています.無料になるところはないのですが,あちこち回る人にとっては便利です.2017年夏の価格で3日券が27.9ユーロ,ポツダムまで行けるABC券は29.9ユーロでした.

 

ベルリン市内の車の運転は比較的スムーズです.看板も比較的わかりやすく,東京と比べても特に難しさはありません.ただし,駐車場を見つけるのは大変ですので,市内観光は公共交通機関が便利です.

 

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Grenzmauerはベルリンの壁という意味です.ベルリン市内にはこのような壁の後が残されています.他の場所にもありますので探してみてください.

Nordbahnhofを出て右手に壁が見えてきますが,その前に道路を渡った反対側のビジターセンターに行くのがおススメです.茶色の建物です.ベルリンの壁に関する本などがあります.

 

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壁が残されているところです.特に保護等はされていないので,触れることもできます.

 

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ベルリンの壁記念館(Gedenkstätte Berliner Mauer).無料ですが月曜日は休みです.中ではビデオなどを見ることができ,展望台から壁の様子を見ることができます.

 

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展望台からの眺めです.当初は線くらいしかなかったところに,徐々に鉄条網や壁が建設されていきました.1961年から1989年までの間に東から西に脱出した人は5075人,脱出に失敗して壁の周辺で死亡した人は分かっているだけでも130人に上ります(Hans-Hermann Hertle, The Beriln Wall Storyより,ビジターセンターで買えます.手のひらサイズの本です).

 

2019年はベルリンの壁崩壊30周年ですのでいろいろなイベントが開催されるのではないかと思います.ドイツ経済は好調ですが,1990年の再統一後も東西ドイツの経済格差が残り,失業率などでは明確な数値差があります.ドレスデンなど東ドイツの観光地の中心部は整備されて綺麗になっていますが,郊外に出ると寂れたところもまだまだ残されています.ベルリンの壁の見学はドイツの過去と現在,未来を考えるいいきっかけになるのではないかと思います.

 

本日はここまで.