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欧州徒然草

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ハレ

今日はライプチヒから電車で30分のところにあるハレ(Halle)のお話です.

ハレという町は他にもあるようで,この町はHalle (Saale)と呼ばれます.ICも止まる大きめの町です.ライプチヒからは電車が便利で,車では高速を使う経路と下道と2つありますが,どちらも1時間以上かかりました.

ハレに来るのは半年ぶりです.前回はマーヤマーレ(Maya Mare)というプールに来ました(「夏はプールに行こう」の回参照).このときはプールにしか行っていなかったので,いつか町中を見たいと思っていました.地図を見ると,中央駅から旧市街地までは少し距離がありそうです.歩いてでも行けると思いますが,トラムかバスがあれば使うのがいいと思います.


ハレの町中の様子.きれいで新しいトラムが走っていますが,町の雰囲気は少し古いというか暗い感じです.前に来た時も車で町中を走りましたが同じ印象を持ちました.ベルリンやドレスデン,ライプチヒは旧東ドイツでも特に発展や整備の進んだ町なので差があるようにみえるのかもしれません.それでもハレは伝統のある町なので,もっと地方の小さな町とは比べものにならないと思います.


マルクト広場(Marktplatz).ここが観光の拠点になると思います.中央に見えているのはマルクト教会(Marktkirche)です.ここには多くのトラムが止まり,カフェやレストランがいくつかあります.ヘンデルの像もあります.


モーリツブルク城(Moritzburg).マルクト広場からは10分以上歩きます.ここは現在は美術館になっていて,どちらかというと現代美術が多いです.城やハレの歴史的な展示物があると思っていたのですが,地下に古い礼拝堂の跡があり,そこに少しだけ展示があります.入場料は5ユーロ.


次はヘンデルハウス(Händelhaus)です.ハレはヘンデルの出身地で,このヘンデルハウスは生家だそうです.入場料は4ユーロ.


中はヘンデルの家族や足跡だけでなく,ハレの町の紹介もあります.また,楽器の展示室もあり,パイプオルガンは中が見えるようになっています.ライプチヒのメンデルスゾーンハウスも大きかったですが,展示の規模で見るとこちらの方が上です.


ハレの町中から少し離れた所になりますが,チョコレート博物館(Halloren Museum)があります.バスで来ることができるようです.Hallorenというメーカーの工場がここにあり,生産ラインとチョコレートの歴史を見ることができます.ガイドツアーもありますが,見られる所が変わるわけではないので,ドイツ語が分からないのであればツアーに参加する必要は特にないと思います.入場料はツアー付きで4ユーロ.直売所やカフェもあります.


Hallorenは1804年の創業で,19世紀の中盤から後半にかけて成長しました.今でも生産は続いていて,スーパーでもときどき見かけます.ところで,この写真の部屋はどうなっているか分かりますか? 実はほとんどの家具がチョコレートで出来ています.壁の絵,テーブル,ソファー,本棚や本,クラヴィールがチョコです.面白いですね.

ハレはライプチヒなどからの日帰りでも十分楽しめますし,ヘンデル音楽祭の時には何泊かするのもいいです.時間の余裕があれば,マーヤマーレにも行ってみてください.

本日はここまで.