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欧州徒然草

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ライプチヒ(2) − インナーリンクの見どころ

DE:ドイツ

ライプチヒの2回目はインナーリンクを回ってみたいと思います.


インナーリンクは自動車の環状線に囲まれた地域で,そんなに広くありません.しかし見どころはたくさんあります.まずはアウグスト広場(Augustusplatz)からトーマス教会(Thomaskirche)まで続いているGrimmaische Straßeです.両脇には様々なお店が並んでいて賑やかな通りです.


Grimmaische Straße挟んでマルクト広場(Marktplatz)の反対側あたりにあるのが,このメドラーパッサージュ(Mädler Passage)です.ここはアーケード街なのですが,ここにある酒場はゲーテの「ファウスト」に出てくるそうで,両脇にある像も物語の登場人物なのだそうです.


旧市庁舎(Altes Rathaus).1階部分が張り出し屋根のようになっていて,アーケード街のようにいろいろなお店が入っています.ここにはライプチヒ歴史博物館(Stadtgeschichliches Museum)もあります.入場料は4ユーロでライプチヒカードがあれば2ユーロ引き.ここはお勧めの博物館です.旧市庁舎の建物の中を見るだけでも十分ですが,展示品も注目です.また,Grimmaische Straßeの通りの様子も見ることができます.時々コンサートが開かれるようです.価格が安いのでそれに参加するのもありだと思います.


コーヒーバウム博物館.多くの著名人も通った老舗の名店で今でもカフェバウム(Kaffe Baum)として営業しています.ヨーロッパでもかなり古い方に入るそうです.特に入場料はないようです.


一通り展示を見たら,2階か1階で一休みするのもいいですね.価格もお手ごろで一休みには最適です.


あまり知られていないようですが,カフェバウムの近くには,シュニッツェル・カルチャーというお店があります.ドイツの名物料理の一つであるシュニッツェルの種類が豊富で値段も高くはありません.写真の通り,結構大きいです.ただ,ドイツにはもっと大きいシュニッツェルがたくさんあるので,ドイツ人からすると小ぶりかもしれません.この店の面白い所は,シュニッツェルの肉の種類も豚肉とか鶏肉とか指定できるということです.こういう店は初めてです.


シュニッツェル・カルチャーから少し歩くとこの,ラウンドコーナー博物館(Museum in der Runden Ecke,またはSTASI Museum)があります.リンクの大通り沿い(Dittrich straße)にありますが,すぐ近くに止まるトラムがありません.中央駅やトーマス教会から歩くか,トラム12番などでGoerderlerringから少し歩くかします.ちなみに,このトラムの駅の近くには自然博物館(Naturkundemuseum Leipzig)もあり,さらに少し歩くと動物園(Zoo)があります.


ラウンドコーナー博物館は一言でいうと旧東ドイツ(DDR)博物館です.STASIというのは旧東ドイツの秘密警察のことだそうです.ここはその本部だった建物で,当時の様々な記録や備品などが展示されています.入場は無料です.写真のように段ボールを使った展示方法など古臭さも魅力ですが,書類などを糊でペタペタ貼っているのがちょっと気になりました.あと数十年すると非常に貴重な資料になると思いますが,現時点ではやや雑に扱われている感じです.ライプチヒのもう一つの歴史です.

同じ建物ですが,違う入り口から入ると学校博物館になります.昔の小学校低学年の授業で使っていた教材が展示してありますが,特別展として,1989年のライプチヒについてのパネル展示がありました.この年はベルリンの壁が崩壊した年ですが,ライプチヒでも非暴力の抗議行動が相次ぎ,東ドイツの体制崩壊に大きく貢献しました.

これらの展示は非常に興味深いのですが,残念ながら英語の解説はほとんどありません.ドイツ語が堪能な人と回るともっと理解が深まるでしょうね.

その他にも,新市庁舎やモーリツバスタイ砦,旧デパート(現在はコメルツ銀行になっています)など見どころはまだまだあります.狭い所に密集しているので観光しやすくていいですね.

本日はここまで.