欧州徒然草

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マイセン

今日はドレスデンの西にあるマイセン(Meißen)のお話です.マイセン磁器(Meissen)で有名な町でアウグスト強王はマイセン磁器を大量に注文し,新市街にある日本宮殿に並べていたそうです.ちなみに,マイセンの綴りですが町の名前の時は「ß」を使い,磁器の時には「ss」を使うそうです.


ドレスデンからマイセンまではSバーンのS1で約30分です.料金ゾーンを2つ通過するので,ドレスデンシティカードは使えません(レギオカードはOK).駅からはエルベ川沿いに少し歩いて橋を渡ると旧市街です.川の向こうに見えるのはアルブレヒト城(Albrechtburg)と大聖堂(Dom).


旧市街に入って2つ目の広場がマルクト広場(Marktplatz)です.ここにツーリストインフォメーションもあります.この広場には市庁舎の他に聖母教会(Fraueukirche)があります.聖母教会の鐘は町の1000年祭のために作られたそうで,マイセン磁器でできています.
6:30,8:30,11:30,14:30,17:30,20:30に鐘の演奏があります.本当に毎回マイセンの鐘が鳴っているのかどうかは分かりませんが,優しい音色です.


その後,お城に向かって登って行きます.お城の手前では坂がかなりきついですが,両側にはいろいろな店があって,気分転換しながら歩けます.


お城のふもとの所にある,カフェツィーガー(Zieger).マイセンでも有名なカフェで,ここではマイセンフュンメル(Meißener Fummel)というパンのようなお菓子が食べられます.といっても,私が行った月曜日は定休日だそうで,食べることはできませんでした.他のカフェにあるのではないかと思って何件か聞きましたが,置いていないそうです.残念・・・


アルブレヒト城と大聖堂.2つはくっついています.アルブレヒト城には1710年からマイセンの工房があったそうで,マイセンの技術が他に漏れないように厳重に監視されながら生産が続けられていました.その後,お城を保存するために工房は現在の場所に移されたそうです.写真の通り現在は工事中でお城に入ることはできません.右に入口がある教会は入ることができます.クラナハの工房から届けられた主祭壇の絵が有名です.


お城から他の道を通って降りていくと,途中にこれがあります.AからDのアルファベットを組み合わせて作られていますが,それ以降もZまで読み取ることができます.一般の人に文字を教えるためだったという話を聞きましたが,詳しくは分かりませんでした.見つけるのはちょっと大変で私も何人もの人に聞きながらやっと見つけました.


マルクト広場の隣の広場(Heinrichtsplatz)にあるのがマイセン市博物館(Stadt Museum).教会だった建物を現在は博物館として利用しています.私が行った時には改装中だったのか,あまりきれいに展示されていませんでしたが,磁器や写真,当時の生活用品などが展示されていて楽しめました.


マイセンといえば磁器だと思います.マルクト広場からは10分ほど歩いたところに工場と博物館があります.博物館は磁器作品の展示と製作過程の見学があります.ビデオを見た後に音声ガイドを持って製作の様子を見ることができます.中では写真撮影はOKです.


2階にあるマイセンのパイプオルガン.どんな音がするんでしょう.CDが売られているので,それで聞くことはできそうです.中にはお皿の他に紅茶などのサービスセットや置き物などたくさんの展示がありますが,作品が多すぎて一部しか展示していないそうです.展示品は定期的に入れ替えられるとのとですので,後になってもう一度来ると違うものが見られます.私が行った時には,マイセン動物園と称して動物の置き物が展示されていました.カフェではマイセンの磁器を使ったコーヒーやケーキが楽しめます.

マイセンの直営店もありますが,やはり高いですね.私は本と絵ハガキを買いました.

帰りは少し違う道を使って,線路沿いの橋を通るのはどうでしょうか.Sバーンの橋のすぐ隣に歩行者用の橋があり,マイセン工場から駅への近道にもなります.

本日はここまで.