欧州徒然草

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1月のマールブルク

いつも見慣れているマールブルクの町並みも雪景色になると新鮮な感じがします.今日は雪化粧をしたマールブルクの町並みを紹介します.

マールブルクに雪が積もり始めたのは12月の下旬で,まだ1カ月も経っていませんが,雪のマールブルクが当たり前な感じがします.雪が解けるとまた新鮮な感じがするのでしょうね.ドイツのことわざで,「秋の木の実が多いと冬が寒くなる(「木の実の多い年は寒い?」の回参照)」というのを紹介しましたが,どうやらその通りになってしまいました.温暖化の影響かもしれませんが,近年は冬になれば必ず寒くなるというものでもないらしく,2年前の冬にはマールブルクでは雪がほとんど降らなかったそうです.


ラーン川(Lahn)からの眺め.マールブルクでも最も美しい景色の一つです.春夏秋冬の写真を撮りましたが,それぞれ異なる趣があっていいですね.マールブルクに初めて来たのは2005年ですが,ここから見る景色は全然変わらないですね.


マールブルクのお城を見上げて.お城の手前に見える濃い茶色の建物はマリエン教会です.土曜日になると無料のオルガンコンサートが開催されます.ちなみに,写真の左側に車がたくさん止まっていますが,これは駐車車両です.家の敷地内に駐車場がある家はあまり多くなく,多くの車はこのように路上に駐車されています.

駐車に関しては日本とルールが違い,路肩には,誰でもとめていい場所,付近の住人だけが駐車できる場所,駐車禁止(または駐停車禁止)の場所があります.また,誰でもとめていい場所でも,決められた時間内のみ無料で駐車可能な場所,無料で何時間でもとめられる場所,有料の場所があります.有料の場所は,日本のようにパーキングチケットを買いますが,駐車時間は1時間と決まっているわけではなく,料金を追加すれば12時間以内などの決められた時間内まで駐車できるところが多いです.無料で時間制限がある所には,駐車を始めた時間を示すタグをダッシュボードに提示します.

路上駐車が多いのはドイツだけでなく,多くのヨーロッパ各国で共通しています.ここ数年は,年末になるとパリなどで車が大量に放火されたり破壊されたりする事件がありますが,車が無防備な状態で並んでいることが被害を大きくしている一因です.


お城に上がる道もこのように真っ白です.この状態なら逆に滑りにくくなりますので安心して歩けます.厄介なのは,雪が解けかけてシャーベット状になっていたり,シャーベット状から凍ってしまった時です.地元の人も滑ったり転んだりしています.私の経験では,石の種類は分かりませんが黒い石・タイルは滑りやすいです.それを避けて歩くと滑りにくくなります.


マールブルクの町並みを上から見てみました.お城まで上がるとこのような景色が見えます.白い煙が上がっている家がありますが,おそらく暖炉で薪を燃やしているのだと思います.


マルクト広場(Marktplatz)と市庁舎(Rathaus).冬になると少し寂しくなりますね.この広場にはいくつかのカフェやレストランがあり,夏になるとテーブルがたくさん出ているのですが,冬には見ての通りです.寒いのでみんな室内のテーブルをとります.ただし,ドイツでは(多くのEU諸国でも)レストランやカフェは禁煙です.どうしてもたばこが吸いたければ外の席に行く必要があります.マールブルクでも,いくつかの店では冬でも外の席を用意しています.外の席用の暖房を用意している店もありますね.これはフランスなどでは問題になっているらしく,この外の席用の暖房は燃料の無駄遣いで環境に悪いという批判もあります.まったくその通りですが,今の所は議論に決着がついていないようです.この辺の状況を見ると,日本がいかに遅れているかがよく分かりますね.

本日はここまで.