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欧州徒然草

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マールブルクのバスと電車

最近は車を使っているせいで,マールブルクのバス路線が変わっていることに気がつきませんでした.(2010年初めの情報です)


2009年12月下旬より,マールブルクのバス路線は大きく変更されています.この写真は,新しい路線図から観光客が使いそうなところを撮りました.バスの路線は13路線から17路線に拡充されています.バスの番号も1番から17番まで欠番なしですっきりして分かりやすくなりました.これにより,C番のバスはなくなりました.また一部の地域はバスの本数が大幅に増えています.バスの料金は,1回券が1.60ユーロ,1日券が3.70ユーロに値上げされています.

観光客にとっては,10番のバスを使って中央駅(Marburg Hauptbahnhof)からお城(Schloß)まで直接行けるようになったのが大きいと思います.ただし,10番のバスは中央駅始発ですが,行き先が2つあります.「Schloß」の表示があるバスに乗りましょう.1時間に1本です.この10番のバスは土日祝日になると,始発が中央駅ではなく町の中心部になります.つまり,土日は今まで通りお城までのバスはありません.観光客は土日に来ると思いますが,ドイツ人はあまり考えていないようですね.

もう少し路線図を見てみると,中央駅から2駅目でエリザベート教会(Elisabethkirche)に行きます.歩くと10分ちょっとかかりますが,道は簡単です.町の中心部はルドルフ広場(Rudolphsplatz)とグーテンベルク通り(HDP/Gutenbergstraße)です.ルドルフ広場のあたりには,映画館やラーンセンターなどがあり,エレベーターでオーバーシュタット(Oberstadt)に行けます.また,グーテンベルク通りは長かった道路工事も終わってすっきりとした道になり,バスの乗り換えや買い物に便利です.もう一駅先のフィリップハウス(Philippshaus)で降りると,マールブルクのデパート,アーレンズ(Ahrens)に行けます.ここからも坂を登ってすぐにオーバーシュタットに行けます.

少し調べてみてわかったのですが,電車もダイヤが大きく変わっていました.これまで,フランクフルトからマールブルクに来る早い電車は,ICかREで毎時23分に出ていましたが,これも変わりました.ICは2時間に1本というのは同じですが,フランクフルト発は49分から52分と時間帯によってバラバラです.その間をつなぐREは毎時21分に来るのですが,これがギーセンまでしか行かないものとマールブルクまで行くものが混ざっていて,駅のインフォメーションかWebで確認する必要があります.また,REは他の時間帯にもありますが,これはマールブルクまで1時間20−30分かかります.さらに各駅停車のSEという電車が新設され,これでもマールブルクに行けますが,ギーセン止まりもあるようなので確認が必要です.

一方,マールブルクからフランクフルトに行く電車も大きく変わっています.前はICとREが60分間隔でしたが,新しいダイヤではIC,RE,SE(時刻表や駅の表示ではREやRBになっています)の3種類があり,ICは2時間に1本と本数は同じですが,時間はバラバラです.だいたい2時間に1回,04分に来るみたいです.速いREは時間が不規則になっており,ICと合わせると,間隔が90分と30分を繰り返すようになっています.この他遅いRE,ギーセン止まりのREなどがあります.マールブルク−フランクフルト間はIC2等車で21.50ユーロと50セント値上げされています.

一言でいうと,見た目の本数は増えていますが,使い勝手は大幅に下がっています.電車のダイヤは完全に改悪です.マールブルクまで行かない電車が増えたことで,ギーセンで待ちぼうけを食う人は相当増えると思います.さらにひどいことに,特急料金を取るICよりも安い普通料金で乗れるREの方が早く目的地に着きます.まったく意味が分かりません.REの切符はインターネットで買えないという不便さがありますが,安くて速いということになりました.そもそもドイツの電車の料金はかなり高いです.その上使い勝手が悪いというのはどういうことなんでしょうか.ドイツではアウトバーンの工事がどんどん進み,車での移動が便利になっていますが,このダイヤ改悪で電車離れが加速しないことを願うばかりです.

ICのダイヤが変わったということは,ドイツ全体で改訂されていることだと思います.ドイツに旅行する人は,いつもの感覚で電車を待っていると大変なことになりますので,よく確認しておいてください.

本日はここまで.