欧州徒然草

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ベルリンからウイーンまでドライブ(8) プラハ市内

 

今日はチェコの首都,プラハのお話です.

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プラハを流れるブルタバ川(Vltava).日本ではドイツ語風にモルダウ川という名前の方が良く知られています.チェコを北上してエルベ川に注ぎ,ドイツではドレスデンやハンブルクを通って北海まで続きます.

 

プラハの町を観光するにあたって,プラハカードが便利です.市内交通が無料になり,50近い博物館等も無料になります.その他にも割引になる博物館等もあります.2018年の価格は2日券で58ユーロ,3日券で68ユーロ,4日券で78ユーロです.毎年値上がりしており,かなり高いです.元を取ろうと思ったら,アクティブに行動する必要があります.詳細はこちら.https://www.praguecard.com/

 

私は○○カードをよくおススメしていますが,いくつか理由があります.交通券を別途買う必要がないこと,博物館等で無料や割引が受けられることがあります.いちいち窓口で支払いをするのは面倒です.最も重要なのは,割引が受けられる施設などがまとめてある冊子がもらえることです.日本の観光ガイドブックには載っていないスポットがたくさんありますし,回り切れないほどのスポットから自分の好みに合わせてスケジュールを作ることができます.クレジットカードのようなプラスチックカードを使う町が多く,このカードもバインダーに綴じてコレクションできます.

私はできるだけ初日に現地で観光ガイドをブックを買うことにもしています.本屋やツーリストインフォメーション,土産物屋などで売っており,大都市では日本語版もあります.プラハでも日本語版を売っており,現地の人が観光客に見てほしいと思っているスポットが紹介されています.写真も多く,帰りの飛行機での時間つぶしにもなります.時間がなくて行くことができなかったところも詳しく知ることができ,後から旅の記録を作るときにも役立ちます.

 

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プラハ市内のトラム.市内の移動手段は地下鉄,トラム,バス,フェリーです.エアポートバスやペトシーンのケーブルカーもプラハカードに含まれます.このうち,トラムとバスは市内の工事のため頻繁に路線が変わります.

 

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バスやトラムの停留所にこのような看板があったら絶対に見ておきましょう.チェコ語でしか書いてありませんが,なんとなくわかると思います.この看板では15,17,27番,夜の93番のトラムの路線が一部変わることを示しています.これを知らないとうまく目的地にたどり着けません.市内の地図も携帯しておいた方がいいです.

 

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スメタナとカレル橋です.遠くにはプラハ城も見えます.市内観光の中心になる場所です.スメタナ像の右手にはスメタナ博物館もあります.木が伸びてずいぶん邪魔になっています.ちなみに,同じ場所の10年前の写真はこちら.

 

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2007年の写真ですが,すっきりしています.ぜひ,木の剪定をお願いしたいところです.

 

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プラハ城の地図です.地下鉄のA線,トラムの2,7,12,13,18,20,22,23,41,97番でMalostranskáから行くと,坂を上って写真の右側に到着します.チケット売り場は左の方の「i」のマークでほとんどすべて横切る必要があります.トラムの22,23,41番のPražský hradだと左側に到着します.プラハ城内の教会などは有料ですが,全てを一度に回ることはできず,AからCのコースのチケットを購入します.チェコのお城ではよくあるパターンです.プラハ城は自分で見て回ることができますが,他の城ではツアーしかないところも多く,全てを1日で見るのは非常に難しい,変なシステムです. チェコは観光客の評判が悪い方ですが,こういうシステムも評判を落としています.

 

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プラハ城内の聖ヴィート教会(Chárm sv. Víta).925年に建てられた後,拡張工事が断続的に行われ,1929年に現在の形になったそうです.時間がなくてどこか1カ所だけ,という人はここに来るべきだと思います.

 

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外側の装飾も見どころですが,中のステンドグラスは見逃せません.外が晴れていると,ステンドグラスの色が壁にも映えます.中にはミュシャが手掛けたステンドグラスもあります.探してみてください.

 

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ペトシーン展望台(Petřínská rozhledna).1891年のプラハ産業博覧会を記念して建てられたそうです.ということは築100年以上ということになります.プラハ城からは歩いて30分くらい,トラムでは1,9,12,20,98,99番のÚjezd,または1,12,20,22,23,97番のHellichovaで降りてケーブルカーを登ります.299段の階段を上るとプラハの市内が一望できます.

 

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右側にはブルタバ川,左側にはプラハ城が見えます.展望台のすぐそばには,鏡の迷宮(Bludíště)というアトラクションがあります.よくある鏡がたくさん置いてある部屋ですが,なぜか大人気で数十人が並んでいました.

ペトシーンから降りる途中にレストランがありますが,個人的には全くお勧めしません.高い,まずい,遅いの三拍子がそろっています.というよりは冷凍食品が出てくるレストランでカードも受け付けません.他の場所にしましょう.

 

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旧市街広場(Staroměstské náměstí)にある天文時計(Orloj).2017年は工事中でした.00分になると仕掛け時計が動きます.旧市庁舎(Staroměstská radnice)に入ると裏から仕掛けを見ることができます.時計のすぐ横には「虚栄」「貪欲」「死」「色欲」を表す像があります.プラハ城体とカレル橋を渡った先にありますが,ここまでとにかく人だらけです.地下鉄だとA線のStaroměstskáが最寄りです.

 

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プラハ市内は広いので,バスや船で回るのもおススメです.プラハカードで無料になるバスツアーもあります.先にツアーで回って気になったところに後で行ってみるというのもいい作戦だと思います.なによりも,乗り物の中では人の数が限られているのがいいですね.個人的には船がおススメです.いくつか会社があるようですが,1時間くらいのツアーであれば予約なしでも十分乗ることができます.

 

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 ミュシャ博物館.天文時計からエステート劇場を通って歩いて15分くらいです.すぐそばに止まるトラムはないですが,2,5,6,9,91,92,96,98番のJindřišskáが比較的近いです.中はあまり広くなく,値段の割にはすぐに終わってしまいます.よほどのファンでなければ入らなくてもいいかもしれませんし,大作「スラブ叙事詩(The Slav Epic)」は別の場所に展示されています.ただ,土産物屋は充実していますので,買い物にはいい場所です.

 

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市内のヴィシェフラド地区にある英雄墓地.スメタナ,ドボルザーク,カフカなどの墓があります(写真は2007年).中が広めですので,入り口の有名人の墓の地図を見てチェックしてから入った方がいいです.最寄りは地下鉄C線のVyšehradです.

 

プラハには見どころがたくさんあります.郊外には動物園やプールもあります.旧市街の中心部は人だらけで疲れますので,少し離れた場所もスケジュールに入れるといいと思います.

 

本日はここまで.