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欧州徒然草

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ブルガリア(1)−カザンラクのバラ祭り

6月だ! 旅行の季節だ! と勝手に決めました.実際に,気候がよく,ヨーロッパではまだ夏休みに入っていないので,旅行には最適です.ということで,あちこち出歩いてみました.


今月は,ブルガリア,オーストリア,アイスランドのお話です.アイスランドは観光情報が少ないので,役に立つのではないかと思います.

今月は土日も含めて紹介しますが,ブログの日付と私が訪問した日付はそれなりに近いですが一致していません.博物館などは閉館の日もあるのでガイドブック等での下調べが必要です.

さて,今日からブルガリアです.今回ブルガリアに行ったのは,年に一度のバラ祭りをみるためでした.毎年6月の第一日曜日に,バラの谷と呼ばれる地域でバラ祭りが開催されます.それで,6月の第一日曜日に合わせて行ってみました.バラの谷の地域の中でもカザンラク(Kazanlak)という町が,お祭りの中心になります.ちなみに,ブルガリアではキリル文字のようなアルファベットを使います.ギリシア文字みたいな感じですが,ギリシア文字にはないものもたくさんあります.

首都のソフィア(Sofia)からカザンラクまでは電車かバスで行けます.ブルガリアでは,電車よりもバスの方が移動時間が短くてすみます.ソフィアからカザンラクまでバスで3時間半,電車で4時間半です.ソフィアから日帰りするのであれば,バスも電車も1本しかいい時間のものがありません.




ということでカザンラクに行ったのですが・・・・


ですが・・・・・・・・・・・・・・・・・


ですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バラ祭りは終わっていました.
今年は,5年に1度の欧州議会選挙があり,投票日が6月の第1週になったため,ブルガリアのバラ祭りは急遽,1週間前倒しされたそうです.本当にショックです.

気を取り直して.カザンラクは小さな町なので,見どころもそんなに多くはありません.市内はバスもありますが,タクシーが安くて便利です.ブルガリアは物価が安いため,旅行者がタクシーを使うのは一般的です.




バラ博物館.ブルガリアといえばバラの香水ですが,ここではバラ製品の研究開発がおこなわれているそうです.一角が博物館になっており,バラ製品の販売コーナーもあります.駅からだとタクシーで4レバ(1レバ=80円)くらいです.ちなみに,博物館は入場無料です.




博物館は小さいですが,バラの花から香水を取るための道具などが展示してあります.ここに来るのは2回目なのですが,前回と変わっているところがありました.それはお土産コーナーです.中に入るといきなり,おばあさんが「ホウコウザイ・2レバ,ニュウヨクザイ・4レバ,ホンモノノコウスイ・20レバ」などと日本語で商品の説明を始めたのです.つまり,日本人しか来ない観光スポットということですね.前に来た時には,英語しか通じなかったので,ちょっと残念な感じです.




民族博物館.博物館からタクシーで3レバ.この地方の農家の家が2軒再現されています.入場料は3レバ.1軒目は平均的な農家の家,もう1軒は経済力のある農家の家だそうです.ここの名物は何といっても解説してくれるおばちゃんです.お客さんが入ってくると,待ってましたとばかりに解説をはじめます.その後,入場料と引き換えにバラのジャムとバラ酒をもらいます.家の中にはお皿や布などがきれいに飾られています.

少しわかりにくいのですが,2軒目の家の右端の方にお土産コーナーがあります.ここの目玉商品はバラのジャムです.初めて行ったときには美味しくなかったのですが,品種改良されたのか,今回食べたジャムは美味しかったです.トイレも有料ですがあります.




この博物館から歩いて5分の所にトラキア人の墓があります.見どころはほとんどないので,時間が余ったら行ってみるのもいいかもしれません.この近くには写真のようなお土産を売っている店があります.ソフィアで買うよりはやや安く,品ぞろえもあまり変わらないので,ここで買うのもいいかもしれません.

カザンラクにはもう一つ歴史博物館があり,ここは展示品も多く充実しています.トラキア人の墓などから出土した金細工や近代の絵画があります.お勧めです.駅からだとタクシーで2レバくらいです.

カザンラクからソフィアまでは16時に出るバスが最もいいのですが,この日はバスが満席で座れませんでした.こうなると,帰る方法は17:30の電車しかありません.これが大変な旅になりましたが,このお話はまた明日.

本日はここまで.